2010年7月3日土曜日

音楽と脳

1978年に出版された書籍「日本人の脳」(角田忠信)によると、ー日本人と西洋人の感性の相違は左右の脳の機能の違いに基づき、その違いを解く鍵は母音が大きな役割を果たす日本語の特殊性にあるーという。

脳には右脳と左脳がある。
それはなんか聞いた事ある。

で、左脳と右脳で聴く対象のものが違うらしい。

たとえば、


* 左脳…言語的、論理的、分析的、代数的、右半身の神経、論理思考
* 右脳…イメージ的、直観的、総合的、幾何的、左半身の神経、絵画・音楽

でも日本人と日本人以外の場合、少し違いがあるそうです。


小鳥のさえずりから雨だれまで、風の唸り声から笑い声や叫び声まで、

「日本人はすべての自然の音を左脳部分で聞いている」。
「ほとんどの世界中の誰もが、自然音は右脳部分で処理している」。

だって!

日本人の特性の秘密はこのあたりに!?


さらに、基本、音楽は右脳なんだけど、ある状態においては左脳で聴くことがあるんだとか。
その状態とは、

FM音源(周波数変調音)が加わると、倍音関係の周波数構成の楽器でも言語脳優位になる!

また難しい言葉でてきた....FM音源(周波数変調音)

つまりシンセサイザーですよ。
シンセサイザーが入ってくると、「日本人の場合に限り」その音は左脳が優位になって、左脳で(も?)聴くと。

言語は脳処理のなかでもなによりも優先されるプライオリティが高く、それは左脳で処理される。
その左脳での処理が、FM音源(周波数変調音)が加わると音楽でも左脳で処理する、と。

まじっすか!

そのことと、ゲーム音楽の独自の発達、着信音のメロディの普及、YMOの世界での成功、みたいな日本の誇れるカルチャーとどう関係しているのだろうか?シンセサイザーが出現してからの音楽と、ことば、ラップ、ビートの関係、とかどうなんだろう?日本語と英語による違いと音楽の関係はどうなんだろう?

これがこのブログの最大のテーマです。



ぼくら日本人にとって、英語も大切だけど、日本語も大切で、ほら、ワールドカップとか見ると、日本の良さって日本独自の協調性とかチームワークこそが世界に誇れるわけで、あれはなかなか海外の国ではあのレベルの協調性までには到達できないのではないでしょうか。ぼくはそれは「日本人が持つ修羅場での協調性ハイ状態」だと思います。もしかすると、その日本人だけの特性は日本語から来てるんじゃないか?というところに興味が湧いてしましました。そこから見える日本人の音楽の特徴について、いろいろ空想してみたいと思ってます。

2 件のコメント:

  1. 興味深いテーマですね!今後の更新を楽しみにしています!

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  2. 途中であきらめないよう頑張ります

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