2010年7月13日火曜日

雪は吸音材

雪は吸音材なんだって!

確かに雪が降ってたり、つもったりすると、シーンとした感じがする。
実は、感じじゃなく実際に雪がいろんな音を吸って無くして、いつもより音のない世界にしてるってことみたい。

実際,雪の吸音性はかなり高く,吸音材料であるグラスウールボードというものと同じくらい高いそうで,特に600Hz以上の高い音に対して80~90%の吸収率である、という情報もありました。

なんかそういえば、数年前にオーロラを見にカナダの山間部に行った時、当然そこはマイナス20度とか30度とかの世界で、あたり一面雪景色。

そのときに、窓を少し開けて夜空を見ていた時とか、翌朝、雪の中を散歩したこととか、ほかの観光地の思い出とは少し違う記憶で自分のなかにファイルされているような気がします。その違いがこれでわかりました。その思い出には無駄な音がない。なにか、画像でいうとフィルターの種類が違うような、質感でいうと一枚なにかが抜けているような、そんな思い出の違い。音でいうと、そうか、確かに音が吸われて無くなった状態だ!自分以外のまわりの時間だけがストップしたような不思議な感覚。

そうなった時に人間は聞こえる限りの小さな音に耳を傾けたり、さらに音が無ければ自分の内面に耳を傾けるそうです。

だから雪の世界はどこか神秘な気配を感じるのかもしれません。

だとしたら、雪の世界に旅行するのもいいですね。
たくさんインスパイアされそう。
寒いけど。

1 件のコメント:

  1. そういえば、スザンヌ・ベガを雪の音に例えた評論家がいたなぁ。

    iPhone4の広島弁Ver.よぉできとるわ!

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