2010年7月4日日曜日

クリエイティブ、モーツァルト、ウォーキング、シャワー

クリエイティブな発想が欲しいとき。

サボっちゃうのがいいんですよ。
企画とか考えなきゃいけないとき、いろいろググってみたり、資料を読んだりするけれどなかなかアイデアが浮かばない、そんなことってよくありますよね。もしくは煮詰まる、みたいな。

歩くのがいいらしいですよ。
ほら、昔から映画とかでも「ウーン」って考えるときには、腕組んで部屋のなか歩いたり、右行ったり左行ったりして、そのうち「そーだ!」なんて思いつくシーンがありますが、あながちあれも嘘じゃないということです。

根拠は、歩いたりすると、下半身にある血が全身に行き届いて脳が活性化するそうです。
ウォーキングにしてもランニングにしてもいわゆる「ハイ」な状態になると、脳は活性化し、クリエイティブなアイデアが出やすい状態になってるようです。
それまで言葉で考えたり、読んだりして左脳ばかり使っていたのに、少し休ませて歩くことによって右脳が活性化するのでしょう。
ぼくは脳の専門家でもなんでもないので詳しいことはわかりませんが、結局、クリエイティブな発想の生まれる瞬間って、右脳と左脳がバランスよく両方働いている状態のときではないかとおもいます。

で、こんな話もあります。

フランスの音響心理学者の故アルフレッド・トマティス博士(1920~2001)によると、モーツァルトの曲が、胎児がお腹の中で聴いている胎内音と同じ8000ヘルツ以上の高周波を含んでいることを発見、その音楽は、心身をリラックスさせ、また脳の想像力や意欲をかき立てる領域に刺激を与え、あらゆる面で脳を活性化する働きが強いのだそうです。
さらにモーツアルトの音楽には「和音」が多く、鐘や風鈴と同じ音の成分によく見られる「音のゆらぎ」のようなものが多く含まれているそうです。

そういう意味では、

よく子供の頃、「何かをしながら〜」は、いけないこととして注意されましたが、なにかをしながら勉強する、なにかをしながら考える、というのも実は使い方によっては良いことなんじゃないか、と思えてきます。

実際、チルアウト系のエレクトロニックなど聴きながら仕事をしていると非常に気持ち良く仕事できたり、集中できたりすることありませんか?

あれって、左脳で仕事して右脳で音楽聴いて両方働いてて、脳がバランス取れててちょっといい気持ちでのびのびしてるんじゃないかと思います。疲れてなく元気な状態。
あくまで音楽が思考を邪魔しない性質のもの、というのが条件ですが。

そういえば、
ぼくはよくあるのが朝シャワーを浴びている時にアイデアが浮かんだりします。


これはどういうことでしょう?
もしかすると、寝てるときに夢とか見ていて夢を見てるときは右脳が活発だということなので、そのあと、起きてシャワーの音を静かに聴くことによって、日本人特有の自然音を左脳で聴くのと同じ様に、シャワー音を左脳で聴いているのかしれません。水の音として。その結果、右脳と左脳のスイッチが両方オンになって、そんなときにアイデアが浮かぶ……

そしてあのシャワーの音。
モーツァルト同様、「音のゆらぎ」が含まれているのではないでしょうか。

あくまで仮説です。
まあシンプルに言っちゃうと、気分転換っていうのは絶対大事。
だから、アイデアが必要ならサボった方がよさそうです。
少し遊んだほうがいいはずです。
そんなとき、メロディとか作詞とか企画のアイデアとか解決策とかひらめく瞬間があります。

2 件のコメント:

  1. つい最近、酔っ払って深夜に蒲田から環八を北上して、用賀(正確には千歳船橋)まで歩いたよ。死ぬかと思ったけど、そんな時ってあるよね。すっきりしたいっていうかさ。

    先週末はどうも。また落ち着いて飲もう。その前にやすゆきの家に集合!

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  2. なんかスッキリしないね、なかなか大人になると。

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